台風や低気圧のニュースで、「高潮」という言葉を聞いたことはありますか。高潮は、海面が高くなり、海の近くのまちに危険が及ぶことがある現象です。
2026年5月25日、国土交通省は、富山湾沿岸の黒部市・入善町・朝日町を、全国で初めて「高潮予報海岸」に指定したと発表しました。今回は、このニュースを親子で考える時事問題として整理します。

今日のニュース
今回指定されたのは、富山湾沿岸です。対象は、富山県の黒部市、入善町、朝日町とされています。
「高潮予報海岸」とは、高潮や波の打上げによる危険を予報として知らせ、早めの避難判断につなげるためのしくみです。海辺のまちでは、単に雨や風だけでなく、海面の高さや波の動きにも注意が必要になります。

小学生向けにいうと
高潮は、台風や低気圧などの影響で、海の水面がいつもより高くなることです。強い風で波が高くなると、波が海岸や堤防に打ち上がり、道路や家の近くまで水が来ることがあります。
つまり、高潮予報海岸のニュースは、「海の近くのまちで、危ないサインを早く知るためのしくみができた」と考えるとわかりやすいです。
ミニ問題
問題:全国で初めて「高潮予報海岸」に指定されたのはどこでしょうか。
A. 富山湾沿岸
B. 東京湾沿岸
C. 大阪湾沿岸
答え:A. 富山湾沿岸です。黒部市・入善町・朝日町が対象です。

中学受験で押さえたいポイント
このニュースで大切なのは、「自然災害を予測し、早めに行動するしくみ」を読み取ることです。
時事問題では、単語の意味だけでなく、なぜその制度が必要なのかを考える力が問われます。高潮の場合は、台風や低気圧、海面の上昇、波の打上げ、避難判断がつながっています。
地図や気象情報、警報、避難情報を読み取る問題にもつながりやすいテーマです。「どこで起きるのか」「何が危ないのか」「どう行動するのか」の3つで整理しましょう。

親子で話す問い
海の近くで高潮や津波などの警報が出たら、家族はどの順番で動くとよいでしょうか。
たとえば、「情報を確認する」「持ち物を決める」「避難場所を確認する」「離れている家族への連絡方法を決める」など、具体的に話してみると防災の学びになります。
答え方の例
私は、警報が出たら、まず正しい情報を確認し、次に家族で決めている避難場所へ向かうことが大切だと思います。
理由は、海の近くでは、雨や風だけでなく、海面の高さや波の打上げによって危険が変わるからです。ふだんから避難場所や連絡方法を決めておけば、あわてずに行動しやすくなります。
おかわり豆知識
高潮と津波は、どちらも海の水がまちに危険を及ぼすことがありますが、原因は違います。高潮は台風や低気圧などによって海面が高くなる現象です。一方、津波は地震などで海の水が大きく動くことで起こります。
原因は違っても、どちらも「早めに情報を知り、危ない場所から離れる」ことが大切です。ニュースで言葉の違いを見つけたら、親子で確認してみましょう。



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