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【時事トレ】太陽光発電と環境アセス|つくる前に自然や地域への影響を調べる理由|小学生の中学受験

太陽光発電は、二酸化炭素を減らすために大切な再生可能エネルギーです。屋根の上や空き地、山の斜面などに太陽光パネルが並ぶ景色を見たことがあるお子さんも多いのではないでしょうか。

一方で、大きな発電所をつくるときには、「電気をつくれるから良い」とだけ考えるわけにはいきません。森や川、生きもの、景色、地域の人のくらしにどんな影響があるのかを、事前に調べることが大切です。

太陽光発電の環境アセスについて、まずはクイズで考えます。

今日のニュース

環境省は、太陽光発電事業などの環境影響評価について、制度のあり方を話し合う検討会を開くと発表しました。環境影響評価は、よく「環境アセスメント」「環境アセス」と呼ばれます。

これは、大きな開発や事業を始める前に、自然環境や地域のくらしへどのような影響が出るかを調べ、よりよい方法を考えるための仕組みです。

小学生向けにいうと

太陽光発電は、太陽の光を使って電気をつくる方法です。石油や石炭を燃やす発電に比べて、発電するときの二酸化炭素を減らしやすいという良さがあります。

しかし、広い土地にたくさんのパネルを置く場合、木を切ったり、景色が変わったり、雨が降ったときの水の流れが変わったりすることがあります。そこで、「つくる前に調べる」ことが必要になります。

ミニ問題

問題:太陽光発電が、環境影響評価法の第1種事業になるのは何kW以上でしょうか。

A. 4万kW以上
B. 4,000kW以上
C. 400kW以上

答え:A. 4万kW以上です。第2種事業は3万kW以上4万kW未満とされています。

第1種事業は4万kW以上。規模によって必要な確認が変わります。

中学受験で押さえたいポイント

このニュースで大切なのは、「再生可能エネルギーは良いものだから、どこにつくってもよい」と単純に考えないことです。

時事問題では、メリットと影響をセットで考える力が問われます。太陽光発電には、二酸化炭素を減らしやすい、国内で電気をつくれる、災害時の分散電源にもつながる、といった良さがあります。

一方で、場所によっては森林、川、生きもの、景観、地域の安全に影響することもあります。だからこそ、事前に調べ、地域の人の意見も聞き、よりよい計画に直していく視点が必要です。

時事問題では、メリットと影響をセットで整理することが大切です。

親子で話す問い

家の近くに大きな太陽光発電所ができる計画があったら、どんなことを確認したいですか。

たとえば、「電気をつくれること」「自然への影響」「災害の心配」「景色の変化」「地域の人の意見」など、いくつかの視点に分けて考えてみましょう。

答え方の例

私は、太陽光発電を増やすことは大切だと思います。なぜなら、二酸化炭素を減らし、将来のエネルギーを考えるうえで必要だからです。

しかし、山や川の近くにつくる場合は、自然や生きもの、雨が降ったときの安全にも気をつける必要があります。そのため、つくる前に環境アセスで影響を調べ、地域の人の意見も聞きながら、場所や方法を工夫することが大切だと思います。

おかわり豆知識

同じ太陽光発電でも、家の屋根、空き地、山の斜面では、周りへの影響が変わります。屋根の上なら新しく土地を大きく変えずにすむ場合がありますが、山や森林の近くでは、自然や水の流れへの影響をより慎重に見る必要があります。

身近な場所にある太陽光パネルを見つけたら、「なぜそこに置かれているのかな」と親子で考えてみるのも、よい時事問題対策になります。

参考・出典

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